機嫌の取りかた

自分の機嫌を取ることで世界を維持する。8歳と5歳の娘と夫と、東京の端で暮らす。

「来世に持ち越さない」程度の心意気で

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計画することが得意です。いつまでにどういう自分になって、そこから逆算するに一ヶ月単位ではここまで、1日にはこのくらいの分量をやるとして、この時間を取って…と細かく手帳に書き込むところまでが得意です!! それが実行できるかは別。私は意志薄弱の割に理想が高いので、書き込んだ予定からちょっとずれると「うーん、これは今日は無理だな…ずらしてまた今度…」としているうちに締め切りがきて中途半端なままバタバタと片付けてとりあえずで提出したり、しり切れとんぼになったり。

仕事柄手帳やカレンダーの製作に関わることがあるので、毎年新作手帳のチェックは欠かさないのですが、近年スケジュール管理だけでなく、そこから「理想の自分になるには、夢を叶えるには」というコンテンツがついた手帳が増えました。よくあるのは「夢を書き出そう!」系。楽しいですよね。自分の中のリミットを外すとワクワクするし、できる気がする。実際叶えちゃう人も多数。そんなウェーブに乗って私も書いてきました。

今年もこれがやりたいあれがしたいと書き出そうかなと思ったり、昨年はあれがやりたかったけどできなかったなぁなんて振り返りをしようとしたところで、ハタと気づきました。

これあんま現実の私には関係ねぇな。

自分の理想に思いを馳せることは大切です。そこから逆算してステップアップしていくことができる人もいるでしょう。でもこれ、私には合わない。理想が高すぎて現実とのギャップにしんなりしたり、現実の不確定要素が多すぎて(次女の病状、私の仕事、私の体調etc)計画が立てられない。
実際、夫とともに人生の資産表を作っていたのですが(嘘、夫が作って私は「へー」って見てただけ)、次女の病気と後遺症で読めない部分が大半になってしまって、まぁ計画にはなるべく沿うのだけど、現実を見て柔軟に方向転換していくしかないよね、となったのです。ざっくりと、「できる限り、目の前の節約」くらいしか言えなくなっちゃった。

結局、今年の目標を書こうが書くまいが、やるかやらないかなのです。少なくとも他人にはその人の行動しか見えない。だったらひとまず、自分の向いた方向にある物に集中するのみ。時々方向を確かめる必要はあるけど、私ができることはフンコロガシのように目の前にあるうんこをコロコロコロコロするくらい。おそろしく地味な作業で、華々しい理想とは程遠い現実を一歩一歩行くしかない。でもそれが、野望を大切にしすぎて塩漬けにしないコツなのかもしれません。

ただね、自分が今「これだ!」と思ったものには飛びついてひとまずコロコロしてみようとは思っています。年始に「来世待たない 平均69歳のチア」という記事を見たのですが、この「来世待たない」って心意気、大事(期間限定記事のためソースリンクなし)

一年とか一ヶ月とか一日とか、そんな単位で計画を立ててから…なんかじゃ間に合わない、もう体が動いちゃう、今やらなきゃ、これが好き! ってものを逃さず捕まえに行って、コロコロ転がしてみる。途中で飽きちゃうものも、やりたいけど外的要因でどうしても続けられないものもあるだろうけど、ひとまずやってみる。来世なんかに持ち越さないぞ! だって明日何が起こるか、わからないんだから。だから目の前の、今ここだけを、大切に。

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今週のお題「2018年の抱負」でしたが、今できることをやる、くらいにしかなりませんでした。欲深いので、やりたいこと、楽しいことは、来世の自分なんかに残してやりません。

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