機嫌の取りかた

3歳と1歳の娘と夫と、東京の端で暮らす。自分の機嫌を取ることで世界を維持する。

生きてたら、いい感じの自分になっていた

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「もう◯◯歳だからさー」「年齢ばれちゃう!笑」という類の言葉を耳にすることがあります。中には本気で年齢を明かさない人も。30代にはあまりいない印象ですが、40代半ばから増える気がします。

たとえ20歳でも50歳でも80歳でも、年齢を恥じる必要性があるのでしょうか。なぜ重ねた年月を恥じるのか。今のあなたが素敵なのに。いろんな経験があった上でのあなたがいいのに。私は今の私が人生の中でいちばんだと思っています。

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食え、好きなだけ食うんだ。

「戻れるのなら、何歳の自分に戻りたい?」と聞かれて、なんて答えますか?「小学生の頃に戻って、何も考えず遊びたーい」「受験前に戻って、すごい勉強してAランク大学に入りなおして、大手企業に…」あたりがよく出ますね。私は正直「戻りたくない」です。わかってます、話題のひとつです。楽しいコミュニケーション、妄想遊びです。それでも、「今がいちばん楽しいから、戻りたくないなぁ」と思います。

もともと早く大人になりたい類の子で、いつまでも机上でシミュレーションしてるより、社会に突っ込んでやりたいことをできるようになりたいーーけど、そのためには基礎能力が必要だよなーと思いながら勉強していました。嫌になったけどね。

学問として大学選びは失敗したなーと思うけど、そこで得た友人は貴重なのでプラマイゼロ。小学校中学校はそこそこ楽しかったけど、もう一度やり直したいと思うほどに素晴らしい経験があったかというとそうでもない。戻ってやり直してそれを素晴らしくできるか? と考えると、うーん、そこまでしなくてもなぁ。

それよりも、積み上げてきた上で成り立ってる今が、けっこう充実しているのです。この先もっと面白いことができる気がして、いや、やってやろうと目論んでいるので、過去に戻ってまた不自由な思いをしている暇はないのです。何かが足りなかったら、「今」を進めながらプラスしたいです。

それに最近、自分年々いいやつになってきてるな、って感じます。棘が取れたというか、柔軟になったというか、広い考え、対応力…どんどん積み重なって、過去の自分とは比べ物にならないほど生きやすいというか。過去の自分どんだけ嫌なやつだったかと思い返すと、その時関わってくれた人たちに土下座行脚したいくらいです。そして非常に生きづらかった。周りが見えずに常に周囲とぶつかって消耗していたので、なんでこんな辛いんだろうって思ってました。ほんとみんな優しかったなー。ほんと優しい…優しく接してくれた皆さんがいたから今の私があります、ありがとう、ありがとう。

しかし一度だけ「過去に戻りたい…」と思ったことがあります。長女を産んだ直後です。もう、子育て辛くて。子どもが辛いんじゃなくて、子育てできてない(と思い込んでる)自分が辛すぎて。そしてそんな私のもとに生まれてきた子どもがかわいそうで。こりゃもうホルモンバランスのアレなんですけども、でもできるなら時を戻して、産まない自分になりたい、産まないとしたら夫とも結婚せずに、一人でひっそり暮らして死にたい…と悲嘆に暮れるなんかもうアレな日々でして、だけどそれもどうにか落ち着いて、子どもとぶつかり合い、ガンガンに削られながら、時にポッキリ折れ、気づいたら二人の子どもを両手に抱えて走っている自分がいて、あぁ結構、いい感じに上がってきてるんじゃないかな、なんて自画自賛。子育ては相変わらず手探りですけども。

今の自分、結構好きなんで、戻りたくはないです。ここまで育ってきた年月分の自分を大切にしたいんで、年齢を恥じることはありません。そして、これからもいい自分になっていくんじゃないかな、と期待しています。そのために、数年後の自分が恥じないような日々を送ります。

でも最近ちょっと戻ってみたいな、と思うのは、産まれたばかりのころ。今の私と同じくらいの年齢だった両親は、どうやって私を育てていたのかな。私はどれだけの愛情をもらっていたのかな。人が3歳以前の記憶を忘れてしまうっていうのは、なんと非情な仕様なんだろう。今娘たちと過ごしている時と、同じだけの時を過ごしていた自分。

…やっぱりいいかな。忘れてしまうくらいがいいのかもしれない。なにしろたぶん、今に戻ってきたくなくなるくらいかも、知れないから。

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