食え、好きなだけ食うんだ。
次女40度の熱が3日続いて、インフル含めたあらゆる感染症はシロ、解熱剤は効かないという原因不明なだけに怖い状態でしたが、昨晩やっと37.6度まで下がってきて、想像以上に気を張ってたのか体温計を見たとき号泣しました。そしてちょうど帰ってきた夫に言いました「ピザ」と。
1ヶ月で体重500gを減らさないと小遣い1000円没収と夫と約束して1ヶ月、いろいろやりながらノルマを達成しました。その間「自分が機嫌を損ねた時、自分以外に機嫌をとらせても無駄! というか、もはや害!」「ご機嫌とりをチョコに外部委託しない」と心に決めたし、それでも無意識に甘いものを探している自分に気づいて自分に若干引いたのでさらに身を引き締めたりしていました。
しかし子どもの病気は本当にストレスです。熱が下がって安心感で泣くって。
次女には熱由来の発作があるし、その他病気も出てくるかもしれないという心配が何重にもあってのことですが、自分じゃないし、自分よりたやすく死ぬし、不調も言葉にできないし、なにより未知だし。
そもそもチョコ食いが始まったのは次女の最初の発病からでした。もうほんと、頭がおかしくなりそうで(最早おかしかった)ストレスのはけ口として食に走りました。落ち着いてからもそれが戻らず、ストレスを言い訳にチョコを食べていた(機嫌の外部委託をしていた)のでそれを辞めよう、辞めたら体重減った、わーい! ってことだったんですけど。
だからね、頼らなきゃいけないときは、頼っていい。
食え、好きなだけ食うんだ。
どんどん機嫌を外部委託して、問題に集中するんだ、そして自分の心を守るんだ。
問題がどんな内容かにもよるんですけどね。ブラック企業ならとっとと辞めちまえばいいけど(辞めたしね!)、子どもの問題は立ち向かわないといけないからね。どうにか機嫌を外部委託して乗り越えて、終わったら少しずつ自分で自分の機嫌をとるようにすればいいんじゃないでしょうか。
しかしどんなに機嫌をとっても受け止めきれずに潰れちゃう時はあるわけで、そういった時は気負わず、心療内科・メンタルクリニック・精神科の受診をオススメします。
どのタイミングで受診すべきかというと、「問題のことを人に話しているうちに涙が止まらなくなったら」です。
「心の病気かわからないし…」って場合も、気になったら受診してください。内科や泌尿器科なんかと一緒で、判断は専門家がしてくれるんで。違かったら「あー、機嫌のとり方正しかったな! この調子で気をつけよう!」ってしかならないし、そうだったら「完全にぶっ壊れる前に助かってよかった!」にしかなりません。いいですか、耳鼻咽喉科や皮膚科と一緒です。
「どの医者がいいのかわからない…」って場合は自治体の保健センター・地域の保健師へ。クリニックの評判は口コミサイトじゃなくて、自治体に上がってます。もしくは医師会です。心療内科の看護師兼医療コーディネーターに教えてもらった「良いメンタル系クリニックの選び方」なので、大きくは外さないと思います。相性が大きいので一概には言えませんが、変な診療はされないでしょう。
そしてそこで何が行われるかというと、「問題が落ち着くまで薬を飲んで、落ち着いたら減らしていく」だけです。そう、チョコが薬に変わっただけです。うん、だから、問題は解決しないんだ、ごめん。医者や薬が解決はしてくれない。ただ、あなたの心は守ってくれるから、まずはあなたの心を守って欲しい。けっこうポッキリ、いっちゃうからさ。
大切なことなのでまとめときますね
- 機嫌を外部委託して(食・趣味に走る)して、問題に集中。
- 問題が大きすぎて、話しているうちに涙が止まらなくなったら、クリニックを受診。
- メンタルクリニックは内科や泌尿器科や耳鼻咽喉科や皮膚科や眼科や整形外科と一緒。
- クリニック選びに迷ったら、自治体の保健センター・地域の保健師・医師会へ。
- 問題が落ち着くまで薬を飲んで、落ち着いたら減らしていく治療(チョコと一緒!)。
- 薬は辞められるよ! 辞めるところまで医者が伴走してくれるよ。
ひとまず昨日ピザ食べちゃったので、私はモムチャンダイエットに励みまーす。
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