さよなら、私のエヴァンゲリオン
雨の中、シン・エヴァンゲリオンを見てきました。
今、事前予約がかなりぎりぎりじゃないとできない映画館が多いんですね。そして、ラストランというだけあって、上映館も上映回も少なく、子どもの迎え時間までに見終わる回を探すのにかなり苦労しました。なにしろ3時間弱の大作でしたから!
でもね、休憩一回入れてあと1時間は見たかった!
上下巻で、下巻だけ妙に分厚い小説のような笑。
「終劇」の文字をスクリーンに見た時、あぁ、終わったなって思いました。四半世紀をかけて、私の中のエヴァンゲリオンが終わったな、って。
私は13歳の中1にバッチリオンタイムで見ていた世代で、あの時代の空気感とか、思春期の扉とか、ずっと続くモヤモヤした宿題のようなものが、25年の時をかけて融解したような…いや、25年もかけて中二病こじらせちゃっただけなんだけど、時を経たキャラクター達の作画や、何かを背負っていく姿が、自分に重なったり、そこまで大きくなれていなくて、恥ずかしくなったり。
ネタバレできるほど考察できてないけど、みんなの元に現れたシンジは、私のもとに、きっともうすぐきてくれるんじゃないだろうか。そして、シンジとゲンドウのように、向き合うのだろう。
ショッピングセンターの中にあった映画館を抜けると、眩しいばかりの空がひろがっていました。
光が妙に、目に染みました。
ps.薄い本が薄い本っぽくてよかったです。コミケに行ったのもあのくらいだったなー。