機嫌の取りかた

自分の機嫌を取ることで世界を維持する。8歳と5歳の娘と夫と、東京の端で暮らす。

グルーミング・エブリデイ

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子どもの爪は、すぐ伸びる。しかも手と足で伸びる速さが違う。うっかりしてると割れたり剥がれたりして帰ってくる。

耳掃除も必要だ。特にやっと梅雨が明けてプールが始まる最近は。子どもたちは耳掃除するのをとことん嫌がる。危ないので深追いはしない。数ヶ月に一度、耳鼻科できれいにしてもらうのが安全で楽チン。しかしやっぱり暴れるので、保定は大変だ。

生え変わり時期には歯間フロスも重要で、サボっていたら虫歯の超初期が見つかった。それから定期的にしようとは思えど、日が開いてしまうこともあり、たまに思い出してやってみると、思わず「うへー」って言葉が出てしまう。きれいに磨けてる方ではあるんだけど。

そして毎日髪の毛を梳かし、美容院の日を決めて連れていく。障害児である次女は、小さい頃から美容院に慣れさせておかないと、後々、美容院を嫌がったり暴れたりするかもと、早いうちから障害児対応の美容院に連れて行っている。お母ちゃん美容院は、下手くその極みで、実家の母に「こんな切りすぎるだなんて虐待」と言われたくらいなので。

体の隅々までキレイにすること。清潔に保つこと。

当たり前に見えて、それには案外なかなかの時間と手間がかかる。

しかも子ども×2人と自分。夫の分がないだけマシか。

気付いた時にやっていかないと、子どもはどんどん、新芽の生えてきた街路樹みたいになってくる。気を抜くと、何かを傷つけたり、不快にするものになってしまう。

そうならないためには結構な労力がかかり、これをいずれ自分でキチンと時期を見極めて勝手にやってくれるようになるだなんて、今は思えないけど…(長女は)やってくれると信じて、細かなケアを続ける。いつか実を結び、重要スキル“清潔感”を獲得する日まで。

その日まで、私の母親業は続く。