機嫌の取りかた

自分の機嫌を取ることで世界を維持する。7歳と4歳の娘と夫と、東京の端で暮らす。

知的障害児のためのリフォーム

f:id:fumisiobox:20210727080708j:plain
リビングダイニングをリフォームしました!

知的障害+自閉症?の次女のため、リビングとダイニング・キッチンの間に壁を設けました。

今まではリビングとダイニング・キッチンの境目にカラーボックスをつなげて、ベビーゲートを設置していたんだけど、カラーボックスは蹴るわ、ベビーゲートは破壊しかけるわ、ダイニングにいると満タンのマグマグを投げてきたりとDVが激しく、我々に安寧の土地を! ガス台とか包丁も危ないし! と180センチ程度の壁+扉を設けることに。

知的障害児のためのリフォーム業者探し

とは言っても、リフォームってどうすりゃいいの?

我が家は建ったけどまだ売れてなかった建売戸建てを買ったから、工務店などとのつながりはなく、相談するところがなく。

しかも普通のリフォームではなく、知的障害児が全力でアタックしても倒れない壁を、床暖房が入っている床にどう建てたらいいの? そもそも建てられるの? むしろ壁を建てるのがいいの? この先も成長に合わせてリフォームのアイディアが欲しいんだけど。。と、普通とはちょっと違うリフォーム。

単なる施工業者としての付き合いではなく、アドバイスがもらえて、多少の融通をきかせてもらえるような。。

障害者リフォームの本を読んだり、区役所に相談したりしたんだけど、私たちの希望に合うようなことなく。

知的障害児のリフォームを頼んだのは、結局知り合いの業者さん

うんうん悩んだ末、父の伝手を借りることに。

父はもう引退したけど、内装企画なんかもやっていたから、建具屋さんやクロス屋さんと仲がいいし、あーだこーだ希望を伝えてまとめてもらって、いろんな人の知恵をもらって、建ちました、壁!

なので障害児のためのリフォームはここの業者さんがおすすめ! とご紹介はできないのですが(普段は普通の仕事をしているので)、工務店やリフォーム屋を探すのではなく、家族や友人の伝手を辿ってみるのもひとつかなぁと。

障害の状態や困り具合によって何がベストか気軽に相談できるし、多少の無理も聞いてくれるので(多少ではなく結構無理聞いてもらいました)。

引退した父も、久しぶりに仕事っぽいことをして、本人は「疲れた」なんて言ってたけど、あれこれ業者さんと打ち合わせして、楽しそうでした。

知的障害児のための壁はこんなふうに

f:id:fumisiobox:20210727080736j:plain
で、どんな壁が建ったかというと、写真は載せられないので。。

我が家のLDKはL字を左横に倒した感じで、長い方がリビング、短い方がダイニングとキッチン。

今回壁を建てたのは、ちょうど直角のところですね。

床には床暖房があるし、クーラーはリビング側にあるし、境目の天井に電気もあるし、完全に塞いじゃうのはできない。

天井は開けて、でも引き戸をつけたい。そして、リビングにいる子どもたちの様子を見えるようにするため、割れないアクリルの窓がついてて(投げてくるので)、リビング側からは簡単に扉を開けられないように、ダイニング側からは鍵を閉められるように。

クロスは北欧っぽい水色にしたかったんだけど、失敗した時のダメージが激しいので、現状の家に合わせた白に。さらに言えば、ムーミンっぽい赤い屋根をつけたかったなー。

夫と私の要望を私が絵にして、業者さんができるできない、これはやった方がいいを判断して、採寸、具材の選定。クロスは選ばせてもらいました。

工事は9時-14時くらいで、お昼休憩を挟んで建ちました。

業者さんが帰った後は、さらに障害児が登ったり危険だったりしないように検討しながら、ゲートや家具を設置。

学童や保育園から帰ってきた子どもたちは「え?ええ?」とびっくりした様子でしたが、快適に過ごし出しました。

知的障害、発達障害…特性に合ったリフォームを手軽に

障害がある人のリフォームっていうと、スロープや手すりをつけたり、吐き出し窓を改良したりといった身体障害ならけっこう施工例があるというか、祖母の家でやったりしたし。

でも、知的障害児向けリフォームってなるとなかなか例が出てこなくて、みなさん苦労しながら工夫しているようなんですよね。

特性がそれぞれ違うので、施工して終わり! ではないからだと思うんだけど、専門的に知的・発達障害児に合ったリフォームができる業者さんが出てくればいいなぁなんて願うところ。そしてそれに助成金が出てれば万々歳…。

これからのリフォームと知的障害者の関係

今回はLDKの間に壁を建てたけど、これで終わりではなく、成長するにつれ、いろいろ出てくることでしょう。

互いに快適に過ごせるよう、探っていきたいと思います。

さて、今日もまだまだ片付けは山ほど残っておるぞ…。