機嫌の取りかた

自分の機嫌を取ることで世界を維持する。8歳と5歳の娘と夫と、東京の端で暮らす。

台風に勝る、後厄の夜に

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今日は、ブログというか日記というか愚痴というか、そういったものを書きます。

はじめまして、ふみしお(33)後厄です。8ヶ月と3歳の娘と夫と、東京の端で暮らす育休中のグラフィック&WEBデザイナーです。
厄払いは次女のお宮参りと同時にしたのですが、どうにも次から次へと問題がでてくるので、やはりこの歳の前後は何かと起こりやすいものなのだなぁ、と先人の経験と忠告に感心しています。
以下、昨年から続く問題ごとの一覧となります。ご査収ください。

  • 二人目妊娠(これは予定どおり)
  • 会社(数人規模の零細企業)がゴタつく。経営者との関係が悪化。
  • 着実に減っていく仕事(目に見える経営悪化)。
  • その割に進まない引き継ぎ(引き継ぐ人がいないから)。
  • 妊娠中の体調不良(たぶん精神的なものもあった)。
  • 産休に入ったはずなのに何故か仕事をせざるを得ない状況(引き継ぐ人がいないから)。
  • 出産に入るので早めに入稿を…と促したら、「ふみしおさん以外にデザイナーはいないんですか。私はギリギリまで詰めたいんです!」お客さんに言われ、なんかもうその通りですよね、と激しい無力感(これは経営者がどうにかすべき問題)。
  • なんとか仕事と引き継ぎを終えたのが計画出産のため入院する2日前の深夜12時。
  • 入院前日に「何がどうなっているんだ、説明しろ、入院したら再度電話する」と経営者から電話があり、さすがにそれは横暴すぎると心折れる(夫が経営者にしばらく放ってくれと連絡)。
  • 入院した、これでしばらく逃げられる…と落涙。
  • ここまで妊娠お花畑タイム一切なし。
  • 無痛分娩に2日半挑むが結局促進剤も効かずに帝王切開。
  • 無痛分娩中に経営者からメールがあり錯乱寸前(夫がこちらから連絡をするまで一切連絡してくるなと伝える)。
  • 退院後、同僚からの問い合わせにぽつぽつと答える内、なし崩し的に仕事を再開。経営者とは没交渉(マジギレ)。
  • 会社を辞めると長女の保育園が退園になる、入園前の次女を抱えての転職は難しいので、どうにかゆるやかに会社を継続させ、一年経ったくらいで転職する算段をつける(家庭経営と保育園継続のため、扶養を超えた共働きは必須)。
  • そのために同僚を通して仕事をいくつか進めるが、ディスコミュニケーションで互いにフラストレーションが溜まることしばしば。
  • 次女が最初の入院。その後立て続けに4回程度入退院を繰り返す。
  • 次女の病名が定まる。経過次第で2〜3年程度の治療が必要。
  • 同僚(というか会社全体)とのディスコミュニケーションが悪化。入退院と検査の合間に仕事をする生活に限界を感じ、突発的に会社を辞めることを決断。
  • 九州の祖母の病状が悪化。おそらく今年中と告げられる。
  • 次女の入院時に長女を預かってくれていた父母(九州にUターン予定)の動向が注目される。
  • 次女の経過が思わしくなく、専門科への転院と療育へ。
  • そんな病状で保育園に入れるのか錯綜→長女と同じ保育園で可能であるとホッと一息。
  • 治療と療育と新しい仕事(探すところから)を同時に進められるのか。家庭経営を見直して扶養内の仕事をすべきか(今後の私のキャリア形成、娘たちの大学費用に関わる)。
  • そうこうしているうちに次女何度目かの入院←イマココ
  • 次女ひょっとしたら胃腸炎にもなってるかも

これ客観的に見て「え…大変だね…」って状況でよろしいでしょうか。
問題が何層にも積み重なったり絡んだり刻一刻と事態が変わったりして、判断力が著しく鈍っていてるので、個人が特定されない範囲で(いや、十分されるかこれ)書き出して整理してみました。これでも整理されてる方なんですよ、えぇ。
これに自分の精神的なバランス(一度崩しているので再発しやすい)、長女の成長、夫の激務が重なります。
ちょっと厄、積み重なりすぎじゃない?

家族の(特に次女の)面倒をみなきゃいけないけど、そのためには稼がなきゃいけない。今後次女がどういう人生を歩むことになるかわかりませんから。だから私はできる限り好条件のキャリアを維持し続けなきゃいけないんだけど、前の職場にはどうしても戻りたくないと思っちゃうのは、覚悟が足りないせいでしょうか。

とくにまとめも、役立つことも、いいね!したくなることもないんです。
日記のような雑記のようなことを、ただ記したくなった、台風の夜。
できたら人生の最後に「あー、33歳の時がいちばん大変だったなー」であってほしいと願います。

追記

結構辛かったのは「ふみしおさん以外にデザイナーはいないんですか。私はギリギリまで詰めたいんです!」ってお客さんに言われたところです。なんかもう、正論ですよ。あなたはまっとうなことをおっしゃっている。えぇ。
あー、もう、無力だなーって、大きな腹を抱えて泣きました。泣いてることに、お腹の子どもに謝りました。
仕事は大好きなんです。会社も、大好きだったんです。家族も大事なんです。なんでこうなっちゃったのかな。

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