「できない」を認める
学生時代の先輩に「今仕事してないなら、どう、一緒にやってみない?」なんて誘われた。
一ヶ月前くらいに超働きたいウェーブが来て、でもその後「あれ、やることいっぱいすぎて働く余裕なくない?」ってなったところのお誘いで、またぐぐーっと働きたいウェーブに飲み込まれそうになったけど、結論から言うと、今はお断りした。
知り合いのいる場所で、でもフルリモートで、まずはできそうな仕事から切り分けて、やれそうなら本流にもどんどん食い込んでいけるよ。
なんて、障害児を抱えつつ1年以上無職だった私には夢のようなお誘いだったけど、やっぱり、どうしても苦しいかな、生活に仕事を投げ込む余裕がない。
それはそれで仕方ないことで、わかっていたけど、心から納得して「今は難しいです、ごめんなさい」ができたことは、私にとって大きな一歩だった。
以前の私だったら、ぐずぐず何日か悩んだり、飛び付いて周りを巻き込んで迷惑かけたりしていただろう。
働かないのを選べるだなんて、良い身分だこと!
余裕があるかないかじゃなくて、働くんだよ!
そんなインナーマイセルフの声も、うん、そうだね。でも今は準備期間なんだ、と答えられるようになった。
生活に手一杯で、余裕のない等身大の自分を受け入れられた、それで大きなマルだ。
今日は体力づくりと、コーディングの勉強をした(デザイナーもコーディングの道を避けて通れなくなったこの時代)。
チャンスを作るために。チャンスが来た時、逃さないために。正しくチャンスを生かせるように。
でもあの仕事、面白そうだったなーー。