機嫌の取りかた

自分の機嫌を取ることで世界を維持する。8歳と5歳の娘と夫と、東京の端で暮らす。

クリエイターママ()のジレンマ〜PTAでAdobeは使うなというけれど

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保育園で役員になってしまったお母様方、仕事の合間の仕事、お疲れ様です。特に卒対になってしまった方、花粉量とともに仕事量これからピークですよね。お察しします。私は育休を生かして今年役員してますが、仕事しながら役員…想像すると、ゾッとします。なぜならクリエイターママってのは、「やってしまう」からです。

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保育園の役員・小学校のPTA(以下まとめてPTAとする)の無用さ、仕事量の不均衡、改革の必要性など叫ばれて久しいものですが、正直なところ「是正してる労力(暇)があったら、なんでもいいからとっとと終わらせちゃいたい」のが本音なのではないでしょうか。後に続く人のために、今我々がこの制度を変えよう! という動きもありますが、仕事+育児で疲れてるのに、そこで一歩前に出て音頭をとることなんて正直考えられない…と思いながら、脈々と続く前任者からの謎システムを解読しながら進めているのが現状でしょう。

Twitterでこんな助言を見まして、

twitter.com

クリエイターママ()としては肝に銘じねばならぬな…と思っていたのですが、「まぁ2歳児クラスは最初と最後の飲み会主催と、担任へのプレゼント(モノと色紙)だけだから…」とタカをくくっていたら、同じPTAママが「色紙じゃなくてフォトブックにメッセージを載せたい!」って言い出しましてね。でもフォトブックに関する知識はゼロね。あるからやりたいと。色紙だったら誰でも算段つきますが、じゃあPTAの仕事としてフォトブックを企画・台割作成・素材収集・制作・校正・修正・入稿・検品・さらにメッセージ記入という段取りを締切あり(割と直近)でディレクションしてくって、なかなかの特殊能力。っていうのを察するのが最早クリエイターママしかいないと。ほっといて燃えてから回収せざるを得なくなるより、最初からこっちで上手いこと進めて行った方が吉だなと算段がついてしまうので、「じゃあフォトブックはこっちでやるんで、その他の会場・プレゼント手配はお願いします」って言っちゃう。これはね、もう、サガ。

かくしてフォトブック担当として仕事を進めていくと、保護者から来た写真を見て「あー暗い…」「激しい色かぶり」「斜めっとる」「横位置で頼んだはずなのになぜ縦位置できた」となって、結局Adobeですよ。Photoshopせざるを得なくなるわけです。なぜなら許せない、許せないから。自分が作るもののクオリティ上げたくなっちゃうから。これはね、もう、サガ。クリエイターママってのはね、自分で自分の首を絞めるんですよ。そしてAdobeですよ。使い慣れてる高機能ソフトがいいに決まってるじゃない…! ってしてるうちに、作ろうと思ってなかった素材作りとかに精を出してる自分がいるから。バカっ、自分のバカちん!

ここまでAdobe使っちゃうと、フォトブックのシステム制約にイライラしてくるので、もうinDesignで組みたい…PDFをプリントして製本して欲しい…ってなるよね。でも予算があるからシステムにギリギリしながらレイアウト作業を行うわけです。中途半端。そしてクリエイターママのジレンマは続く…。

PTAのあれこれについては、ママゼロさんを参考にしています。今から小学校が怖いです。

www.mamazero.com

さー、残りのフォトブック進めよ…知ってるかい、4冊ちょっとずつ違うから、4冊作らなきゃいけないんだぜ…。